2009年05月25日

Git: 分散型バージョン管理システム

Gimpのソースコード管理が従来のSubversionからGitに入れ替わっています。
分散型バージョン管理システムであるGitは、Linux開発者であるリーナス氏がBitKeeperの代替として作成したソフトです。

Git (Wikipedia)


Gimpのソースコード管理がSubversionからGitに入れ替わったため、svnで入手できるソースは4月中旬の状態で止まってしまっています。

GitをLinux使用するにあたり、Fedora 10にはまだGitがインストールされていなかったのでGitのインストールから始めました。

sudo yum install git


もし必要であればgitの他にGUIフロントエンドツールであるgitkもインストールしておきます。

Gitで取得するファイルを置く場所を決めます。CVSのときは ~/src/cvs/ の下に、Subversionのときは ~/src/svn の下にgimpを置いていました。そこでGitのときは ~/src/git の下に置くことにします。

cd ~
mkdir -p src/git
cd src/git


GNOME DevelopmentのGitの項を参考に、Gimpのソースコードを入手します。

git clone git://git.gnome.org/gimp
cd gimp


ソースコードを入手できました。git branchによって確認すると、現在のブランチはmasterです。(サーバ側に)存在するブランチを確認するにはgit branch -rを、ブランチの移動はgit checkout (ブランチ名)を使います。

従来のChageLogにあたるログを参照するには次のようにすることでコミットログを参照できます。

git log


前回ソースコードを入手してから、例えば一週間後に現在の中央サーバの状態に追従するには次のようにします。

git pull


後の使い方はいつもどおりです。開発版のGimpをコンパイルするには最新のbablやgeglもセットで(gitで)入手する必要があります。GLIBとGTK+のバージョンも要チェックです。コンパイルは./autogen(&./configure)&makeなどなど。
最近の変更点として、autoconfの推奨形式に合わせるためconfisure.inが無くなってconfigure.acに入れ替わりました。

http://git.gnome.org/cgit/gimp/


Gimp本体の変更点としては、Gimp version 2.8の仕様書の一つであるSave + export specificationへの対応を開始したことでしょうか。使う側の立場に立った、より洗練されたUIを目指して欲しいですね。

UIといえばGIMP UI brainstormです。久しぶりに提案されているアイデアを読んできたのですが、なるほどと思うものからこれはユーザーが把握するには複雑すぎるだろうと思うものまで、色々ありました。何も考えずにどんどんアイデアを取り込んでしまうと、全体的に統一されていないチグハグなUIなってしまうのでそれは避けたいところです。
posted by いっちー at 00:47| Comment(0) | memo | 更新情報をチェックする
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