2009年08月10日

レイヤーのグループ化

先日Gimpの開発版と同期をとって変更ログを眺めていたところ、ついに先週からレイヤーのグループ化システムの実装が始まったことを知りました。ぱっと見たところでは、GEGL nodeを直接操作しているわけではないようですね。もっとGimpがGEGL化(?)してからレイヤーのグループ化機能が実装されることが順番として自然だと思っていたので、こんなに早かったのは意外でした。

さっそくコンパイルして、どのような状況なのか試してみました。

一応念のため先に言っておきますが、まだレイヤーのグループ化のシステムの実装が開始されたばかりであり、必要と思われる機能がまだ全て実装されているわけではありません。GIMP-2.8の正式公開までにはきちんと仕上がっていることを期待しましょう。

gimp-group-layer.png


  • Group Layerに対してレイヤーを所属させることができる

  • Group Layerに対してGroup Layerを所属させることができる

  • 上記のルールに基づき、Group Layer内へ入れ子状にネスティング可能

  • ドラッグ&ドロップでレイヤーを移動させて所属するGroup Layerを変更することができる

  • ドラッグ&ドロップでGroup Layerを移動させて所属するGroup Layerを変更することができる

  • その際、子階層のGroup Layerやレイヤーもそのまま一緒に移動させることができる



文章で書くと難しい感じがしますが、直感的に取り扱えるシステムなので深く考えずに利用することができます。
レイヤーのグループ化を試している動画を撮ってみました。

gimp-group-layer.wmv (Windows Media Player用の動画)

現時点ではこのような状態であり、まだグループ化したレイヤーだけを表示することができなかったり、△をクリックしてもグループごとに伸び縮み(表示が省略されるアレのこと)ができなかったり、グループ化したレイヤーそれぞれがリンクした挙動を示さない、など少々使い勝手は不便です。
あと困りそうなところは、表示の関係上の都合でネストを深く・多くするとレイヤーダイアログの表示幅を広くする必要が出てくるところでしょうか。

大量のレイヤーの管理を容易にするためにも、レイヤーのグループ化の機能は待ち望まれていたものです。
次のバージョンではより一層使い勝手が向上することでしょう。




同じく、git logを読んでいて気が付いたこと。
Use CIE LCH instead of HSL for layer mode "Color"

レイヤーモードの「色」での計算式がこれまでのHSLからCIE LCHに変わっています。そのためこれまでの適用結果とは若干違う結果になります。
また同様にHSVのほうも、プロジェクションにGEGLが使用できる場合はCIE LCHに変わっています。
変更前と変更後とでどのぐらい見え方に違いが出るのかはまだ確認していません。
posted by いっちー at 23:02| Comment(1) | Gimp-2.7 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グループレイヤーの機能がついに来たかと思うと次期verが待ち遠しい・・・。
Posted by ハッチポッチパッチ at 2009年08月10日 17:01
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