2010年05月31日

Brush Dynamicsのレポート

5月上旬頃のgitからソースを入手してコンパイルした開発版GIMPを使用して、Brush Dynamicsの機能についてレポートします。

なお先にこの記事を読む人に注意点について書いておきます。

・入力デバイスがマウスだけで試しており、ペンタブレットの場合は使用感が異なる可能性がとても高い
・Brush Dynamicsの機能が、レポート時点の開発版GIMPと、将来の正式版GIMPと違う可能性がある

現時点での開発版GIMPの目新しい新機能といえば、UIではシングルウィンドウモードの追加、レイヤーのグループ化の実装、そしてBrush Dynamics機能の追加が挙げられると個人的には思います。他にもいくつかの変化がありますが、先の三つが特に大きいでしょう。
シングルウィンドウモードとレイヤーのグループ化の機能はもう現時点でだいたい出来上がっているようですが、Brush Dynamicsの機能はまだすべてが出来上がっていないようなので、GIMP-2.8のリリースまでに仕上がるのかどうかが気になります。間に合って欲しいですね。
今回はこのBrush Dynamicsの機能について、現時点の使用感をレポートします。

詳しくは Windows Media Videoの動画にまとめたのでそちらをご覧下さい。

gimp27-brush-dynamics.wmv (Windows Media Player用)


動画を撮影してできた中に映っているカーソルが太って見えますね。うまく撮れていないみたいですが原因は不明です。

動画の中で説明が足りなかったところについて補足します。

Mapping Matrixでは、それぞれのパラメータのオンオフ状況を一覧表示し、切り替えることができます。しかし個別に入出力のレベルを変えたい場合はMapping Matrixからでは手が出せず、例えば不透明度をドロップダウンリストから選んでフェードのレベルを変える、という手順になります。

「横列を色に変えたが何も変化せず、使い方が分からなかった」について、動画を作り終えてから使い方が分かりました。
色の方はブラシツールオプションの、「描画色にグラデーションを使う」の設定が反映されるようです。
同様に、Jitterはブラシツールオプションの揺らぎオプションが反映されます。
アスペクト比(Aspect Rate)の方は、そのまま何もせずに使えます。ピーマンが横長になったり、縦長になったり、とか。

gimp27-brush-dynamics.png

筆圧や傾きに対してどのように描画するのかは、これまでもペンタブレットなら変化させることができましたが、マウスだけでもブラシ描画の表現が広がることがBrush Dynamicsの特徴です。
もちろんこの機能はペンタブレットと組み合わせて使えばさらに豊かな表現が可能になると思われます。タブレットを持っている人の使用感を聞きたいところです。

マウスだけで描くといえば、最近見つけたこの動画がなかなか興味深かった。線をつくるのが難しそうね。タブレットで描くときとは違うテクニックであることが面白かった。






他に面白い方法を使っていたと思うのはこれ。

posted by いっちー at 23:23| Comment(5) | Gimp-2.7 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
私の環境WindowsXP では、2.7.1 は、ペンタブが使えません。

ところで、Gimp を高速化する方法はないでしょうか?

今や、Photoshopなどと比べて、
処理が遅すぎて、不便です。

GPU対応、とか OpenMPとかに対応しないのでしょうか?

PC を オーバークロックするだけでは、
解決できません。
Posted by ぽ at 2010年08月19日 08:43
こんにちは。
私の環境WindowsXP では、2.7.1 は、ペンタブが使えません。

ところで、Gimp を高速化する方法はないでしょうか?

今や、Photoshopなどと比べて、
処理が遅すぎて、不便です。

GPU対応、とか OpenMPとかに対応しないのでしょうか?

PC を オーバークロックするだけでは、
解決できません。
Posted by ぽ at 2010年08月19日 08:43
> Gimp を高速化
タイルキャッシュサイズを適量に設定するなどの
一般的な方法はもう試してありますか?
全般的な高速化はPC買い替えが一番手っ取り早いです。

> GPU対応、とか

CUDA/OpenCLを利用して演算、はMLで話が出ていたはず。
内容は読んでいませんが、そっち方面まで開発の
人員リソースを割り当てられるのかは疑問です。

プラグイン単位であれば、こんなものを見つけました。
http://en.sourceforge.jp/projects/sfnet_gimp-gpu/
Posted by いっちー at 2010年08月24日 09:50
ご回答、ありがとうございます。

お金がないので、
あの手・この手作戦です。

RamDisk上に、ポータブル判をおいて見ましたが、あまり変わりません。

レジストリーの設定とか、こつがあるんでしょうか?

Ubuntu x64 だと速いのですが、
Windows XP(x86), x64 だと遅いです。
とくにペンタブの動きがカクカクしたり、
いきなり直線になったり、、、。

今のところ、Ubuntu 判では、
ブラシの 角度 を調整できないので、
Windows判をしぶしぶ使っています。

2.7.1は どうも ペンタブが おかしく、
まだ使えません。


世界中の人がよってたかって、
高速版のGimp を組む、
なんてのはできないのでしょうか?

(たわごとです。すみません。)
Posted by ぽ at 2010年08月27日 14:02
マウスだけで描いてます。
真ん中の動画の方が投げ輪で選択し、
前景->透明のグラデで塗ってますが、私も同じ塗り方です。
(パスツールで選択、選択範囲の境界線をぼかした後にグラデ連射なので若干違いますが)

主線は時間があるならすべてパスツールで選択->塗りつぶしですが、
基本的に時間が無いのでスキャナの時点できれいにしておき、
「明るさコントラスト」で線をくっきりさせて、
「色指定選択」で線を選択し、
選択範囲の塗りつぶしで抽出している感じです。
Posted by はた at 2010年11月13日 12:06
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