2006年11月24日

遠近クローンツールと描画ツール

GimpのdevelメーリングリストにGimp-2.3で新しく追加された遠近クローンツールのチュートリアル動画が紹介されました。

Wed, 22 Nov 2006 02:41:35 -0800
hi,

I've done a video tutorial about perspective clone tool:
http://www.pedroalonso.es/PerspectiveClone.htm

Regards,
Pedro Alonso

Flashで作ってあるみたいですね。
短くて簡単な英語ですので、自分で翻訳しながらチュートリアルを読み進めていくといいでしょう。

遠近クローンツールは通常のクローンツール(スタンプツール)の機能に加えて、遠近感のあるイメージでも(元位置とコピー先までの)距離に応じて大きさを幾何学変形してコピーする機能を追加したものです。

おおまかな作業手順としては次の通りです。
1.元イメージの変換平面を指定 (Modify Perspective Plane)
2.スタンプツールと同じ使い方をする (Perspective Clone)

2.のときには1.で設定した遠近平面に基づいて自動的に変形された画像がコピーされます。
先に挙げた動画チュートリアルでは手前の窓を奥に遠近コピーする作業と、奥の窓を手前にコピーする作業を行っています。

遠近クローンツールは主に写真修正で使われると思います。
個人的には従来のスタンプ(クローン)ツールと遠近クローンツールは別ツールにするのではなくて、遠近クローンツールをスタンプツールの1亜種としてオプション設定するようなポジションがよいのではないかと思ってます。




もう一つ、Gimp-2.3.13で使える描画ツールのオプションについても紹介します。

paint_jitter_and_scale.gif

揺らす。
一つは「揺らす」オプションで、適当な描画ツールでペイントすると直線を引いても揺れるというものです。揺らぎの幅を大きくすると点描画に近くなります。
個人的には現在の点描画になるランダムな挙動のほかに、前のポイントに近い位置が次のポイントになるような挙動もオプションで欲しかったですね。ちょうど、拡大すれば折れ線グラフになるような感じ。

スケラブルブラシ。
Bug #65030で出ていた、ブラシを拡大縮小可能にしてペイントするというもの。
今のGimpのブラシはブラシの大きさが固定です。例えば丸い筆先で太い線と細い線を描こうとしたら、大きさの違うブラシを選ぶ必要があります。ブラシが拡大縮小できるようになれば、一つのブラシで違う大きさの線が引けるようになります。
Gimp-2.3.13では現在のブラシの大きさを「1」として、そこから縮小することができるようになりました。今のところダウンスケールのみでアップスケールはできないようです。

スケラブルブラシについては、タブレットを持っていれば圧力に応じてブラシサイズを変えられたはずなので、それに似た種類のものになるのでしょうか。




フェードについて

編集→フェード の使い方
ブレンドツール、もしくはパターン塗りツールを使った後にフェードを行うと、直前の操作の塗りモードと不透明度を変えることができます。
いまいち使用用途が思いつきません。どんなときに使うのでしょうか?

Bug #170707


posted by いっちー at 19:24| Comment(0) | Gimp-2.3 | 更新情報をチェックする
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