今はものすごく分かりやすいサイトが多くて便利ですね。読者が理解しやすいよう、それぞれ工夫されている様子がうかがえます。
→ gimp道
「GIMP初心者向け」と銘打ってある通り、GIMPの使い方より以前の段階についても丁寧に解説されています。それでいて取り扱っている話題の幅が広いことが特徴です。これからGIMPを導入してやってみたいことが大体網羅されていると思います。
→ 動画・デ・GIMP
GIMPの使い方について、Youtube動画も併用して解説しているところがユニークです。動画であれば「ここをこんな風に動かして…」のような説明をやりやすいのがいいですね。GIMPの基本的な操作の説明のほとんどに動画がついているようです。
→ 鉄とGIMP
GIMPのチュートリアルの他、Script-Fuについても取り扱っています。自分で作ったScript-Fuもいくつか配布していたり、Script-Fuの作り方の説明があるところがGIMPブログサイトの中では珍しいです。
→ アルファシス GIMPリファレンス
GIMPのそれぞれのコマンドについて個別に説明をしています。GIMPには大量のコマンドが存在するので機能を覚えるまで一苦労すると思いますが、そのハードルを感じる部分をひとつひとつ詳しく解説している点がGood。
GIMPの使い方をBlog形式でまとめているサイトを追加しました。
今はGIMPの初心者向け解説サイトがこんなにも数多くあるんですね。
これはおそらく、GIMPをWindowsで使うユーザーが増加したものによるのではないでしょうか。そしてこれはWindows版GIMPの安定性向上、書籍媒体へのGIMPの記事連載、等の要因が特に大きいのではないかと考えています。
さらにIT関連の環境の進歩により、インターネットを介して動画を見る、ということが一般的になってきました。
この変化の波を受けて、GIMPの解説に動画を利用しているサイトが増えているようです。
GIMPのとある一連の作業手順を解説する場合、部分ごとにスクリーンショットを撮ってリサイズ・文字入れなどの加工を行ってそれをサイトに貼り付けて…丁寧に説明するなら何枚もスクリーンショットを増やすことに…などの手間を考えると、動画撮影のほうが説明に向いているのかもしれません。もちろん、動画で説明する場合も編集やエンコードなどの手間は必要ですが。
GIMP書籍なども種類が増えているようですし、今からGIMPを学ぶ人にとって大変良い時代になったものだと感慨深く思います。
個人的にはGIMPヘルプを精力的に翻訳なされたliangtaiさんに拍手を送りたいと思います。今はGIMPヘルプがデフォルトでついてきていますし、GIMPの理解と普及に少なくない影響を与えていると思います。